iPad版クリスタの拡大縮小する時、普通に拡大縮小をすると四つ角の引っ張った部分と対角線上にある角が基準となって拡大されますよね。
PC版クリスタでは、『Altキー』を押しながら拡大縮小をすれば中心を基準とした拡大縮小ができます。スマートキーボードなどのキーボードをお持ちの方はPCと同様に操作すればできるのですが、お持ちでない方にはできません😂
今回はキーボード等付属品を使わずにできる拡大縮小の方法をお伝えします!
中心を基準として拡大縮小する方法
今回は私が描いたこの柴犬のイラストを使って説明していきます。
ちなみにこの柴犬は実家で飼っている愛犬です!
拡大縮小をするときはまず拡大縮小したいレイヤーを選択し、
【メニューバー】編集▶変形▶拡大・縮小・回転
もしくは
右上の四角いマーク(塗りつぶしツールの横)
を選択して、拡大縮小作業を開始します。
拡大縮小作業が開始されると、ハンドルが現れます。
普通にこのハンドルをドラッグすると、ドラッグした部分が引っ張られて拡大されます。
しかし、イラストの中心を基準として拡大縮小したい場合は、
左右どちらかからキャンパス方向にスワイプして『エッジキーボード』を出現させます。
そして、エッジキーボード内の『optionキー』を長押ししながらハンドルをドラッグすると、中心を基準とした拡大縮小ができます。
ちなみにWindowsでいうところの『Altキー』がMacでは『optionキー』となっているため、このような仕様になっています。
ちなみに同様の作業で自由変形もできる
同様の作業で自由変形も可能です。
エッジキーボード内の『commandキー』を長押ししながらハンドルをドラッグすると、引っ張った部分だけが伸縮する自由変形ができます。
ちなみにWindowsでいうところの『controlキー』がMacでは『commandキー』となっているため、このような仕様になっています。
まとめ
エッジキーボードを活用することで、キーボードが無くてもiPadだけで拡大縮小のバリエーションを増やすことができました。
- 中心を基準とした拡大縮小: optionキー + ハンドルをドラッグ
- 自由変形: commandキー + ハンドルをドラッグ
イラストの位置をずらしたくない時などにこの操作が活躍します!
覚えておくとイラスト作成の作業時間短縮にもなるのではないでしょうか!